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slowfood+sweet tooth

農家・料理人・お客をつなぐ食業界記者。製菓と製パンも得意。

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2008.10
19
Category : つながり
引き続き長沼の朝。
味の箱船に登録された、北海道のカボチャ品種「まさかりカボチャ」のお話をしてくださったのは
御年80歳の「仲野フルーツパーク」仲野勤さんです。
ル・シュマン甲斐さんに紅玉を紹介したのも、この農園さんでしたね~。
同友会の皆さんともつながりの深いファームレストラン「ハーベスト」は息子さんにあたります。
IMGP1276.jpg
仲野さんのご先祖が京都府から入植して100年。
勤さんは長沼の今の土地を拓くために、もといた深川の農園から10年間通い続けて
2つの農園の仕事をこなしたのだそうです。100?通勤だぜ。

まさかりカボチャは、子どもの頃、優しかったお祖母さんが炊いて食べさせてくれた思い出の味。
一度はすたれたものを懐かしみ、種を探し求めては掛け合わせ、
本来の性格を表すまで選抜した上で大切に守っているのだそう。
まさかりじゃないと割れないくらい固い、というのは本当で、
今の品種と違って皮は食べられません。というか昔のプラスチックの下敷きみたいに固い。
名人こと奥様の一刀両断をご覧あれ。IMGP1277.jpgお見事。IMGP1278.jpg



こうした古い品種は、ただノスタルジックでおいしいだけではなく、
もしかすると現代のF1種の盲点をつく病害など、不測の事態になったとき
役に立つかもしれない貴重な遺伝子でもあります。
それに、種を大会社から買わないで作れると言うことは、
企業の方針にかかわらず作り続けられる、作る人が主役の品種でもあるのです。
(F1ばかりだと、種が廃番になった品種はもう食べられないんだよね)

それが経済効率にかなうかどうかは、食べる私たちにも関わってきます。
便利もいいけど、いろいろな品種があるほうが楽しいし、料理欲も湧くよね。
何しろ作る人歴代の愛情が詰まっている、信頼おける食べものです。
食の安心っていうけど、お役所が保障しきれないのなら、自分たちでできることはせねば…。

1回目に書いた「札幌黄」タマネギにも、同じ事が言えますね。
…って、ちょっと真面目でした。
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